ニュース検索・集客

Google Ads API v26のコンバージョン項目変更:レポート連携を点検

v26では拡張コンバージョンの設定とクリック帰属の分類が変わります。データの変化を成果増と判断する前に、連携項目と集計を確認します。

二つの文書タイルを暗いコードアダプターとチェックの付いたループでつないだイラスト。

Googleは2026年10月14日、Google Ads APIのバージョン26を公開しました。有料検索流入の測定に使うツールへ影響する変更が含まれます。サイト運営者にとっては主にレポートと連携の確認事項であり、自然検索向けページを書き換える理由ではありません。

公式リリースノートには、アカウント単位の拡張コンバージョン設定に互換性のない変更が示されています。また、広告クリックに帰属するコンバージョンを、より明確に分類する仕組みも加わりました。顧客の行動が変わらなくても、データモデルの変更によってダッシュボードは変化することがあります。

コネクターが実際に読むフィールドを確認します

バージョン26では、ConversionTrackingSettingからenhanced_conversions_for_leads_enabledが削除されます。Googleは代わりにenablement_settingを使うよう案内し、統合された設定向けにeffective_enablement_settingも追加しています。削除されたフィールドを前提にするコネクターは、v26へ移行する際に更新が必要です。

レポートツールの提供元に、使用するAPIのバージョンと、コンバージョン設定の確認処理を移行済みか尋ねます。Google Adsの管理画面だけを使うサイトでは、変更する独自コードがない場合もあります。それでも、代理店のダッシュボードや定期エクスポートを通じた間接的な依存はあり得ます。

Googleはクライアントライブラリの情報をリリースノートとは別に管理しています。アプリケーションのライブラリとAPIのバージョンを意識して合わせてください。新しいパッケージを入れれば、すべてのクエリがそのまま動くという想定は移行計画になりません。

新しい分類と新しい成果を区別します

このリリースは、以前UNKNOWNに含まれていた広告クリック由来のコンバージョンについて、ConversionAttributionEventTypeにCLICKを追加します。これはレポート上の分類変更であり、リードが増えたりキャンペーンの成績が改善したりした証拠ではありません。

更新前後のエクスポートを比べる際は、構成比の変化を喜ぶ前にカテゴリの対応関係を確認します。各バージョンのラベルに加えて合計値も残してください。そうしないと、不明カテゴリからの移動を新規獲得したビジネスと取り違える可能性があります。

サイト自身のコンバージョンイベントを変更した日付も記録します。同じ週にコネクターを更新し、購入イベントの発火条件も変えた場合、それぞれ別の説明候補として調べる必要があります。きれいに切り分けられた一つの前後比較ではありません。

通常レポートを置き換える前にテストします

GoogleはAPIテストアカウントを提供していますが、実際の広告を配信せず、通常の本番運用の実績データも再現しません。連携動作の確認に使い、その後、権限のある範囲で限定的な本番レポートを既存の出力と比較してから切り替えてください。

照合できるよう、以前のレポートも残します。数字が一致しない場合は、広告予算を変える前に、対象期間、アカウントの選択、フィールドの有無、カテゴリ処理を調べます。エクスポートを完了させるためだけに、欠損値をゼロとして記録しないでください。

同じ姿勢は流入減少の調査にも役立ちます。測定が引き続き同じ意味を持つか確認することです。保守記録にコネクターのバージョンと管理担当者を残し、次のAPI変更で誰が対応するか分かるようにしましょう。

英語の原文から翻訳しています。

取り上げたプラットフォームGoogle Ads

一次資料